鹿児島と沖縄のほぼ真ん中に位置する徳之島
徳之島は、温暖な気候を生かしてサトウキビと畜産を中心とした農業が盛んな島です。また、豊かな手つかずの自然が残っており、天然記念物のアマミノクロウサギの生息地としても知られています。現在世界自然遺産登録を目指して準備を進めているところですが、そんな徳之島の磯で摘んだ天然アオサをお届けします。
【アオサ摘みのシーズン】
2月上旬から4月末までがアオサ摘みのシーズンです。年によって多少前後しますが、厳しい暑さが遅れると5月のゴールデンウイーク頃まで採れることもあります。
【お勧めのアオサの洗い方】
天然アオサは地磯に生えています。そのため砂や小石、稚エビなどの小動物が入っていたりします。粗目のザルで丁寧にもみ洗いを繰り返して行くとアオサがきれいな緑色になっていきます。その後は洗いながら残ったゴミや砂などを一つ一つ丁寧につまんで除去していきます。大変根気のいる作業ですがこの過程がとても大切です。きれいになったことを確認したら水切りをします。粗目の洗濯用ネットを使うといいでしょう。私はこの後専用の脱水機で10分間脱水後に乾燥しますが、普通に絞った状態で新聞紙等に広げて乾燥しても問題ありません。
【乾燥の仕方】
業者さんは専用の乾燥機を使うようですが、一般的には天日干しをします。この場合、干しすぎるとパリパリになってしまい、取り込むときに粉状になってしまうのである程度乾燥したら注意して取り込むようにしましょう。日当たりのいい廊下などがあれば、様子を見ながら調整できるのでお勧めの場所です。
【保存の仕方】
真空パックにして冷蔵庫または冷凍庫で保存することをお勧めします。常温で長期間置いておくと、徐々に色落ちしてしまいますので注意が必要です。生で保存する場合は必ず冷凍室に保存してください。
【料理いろいろ】
一般的にはお味噌汁お澄ましなどに一つまみ入れることが多いです。卵焼きの色付けや炒め物、佃煮など、いろいろ工夫して召し上がってください。
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